空手の他、琉球古武道(棒、トンファー、ヌンチャク、サイ、他)にも精通しており、まさに武道の達人といった感があります。

そんな館長は風格と威厳があり、一見するとちょっと恐そうな印象を受けるかもしれませんが、実際にはその真逆。大変優しい先生であり、そのギャップが魅力です。

ただし、上達すればするほど要求レベルは高くなっていくため、上級者はなかなか館長に褒めてもらうことができません。ですが、それにもめげず懸命に取り組む生徒には、とりわけ丁寧に個別具体的な指導をしてくれます。

師範は生徒を乗せるのが非常に上手く、「もう終わり？」というくらい練習がとても短く感じられます。もちろん単に楽しいだけではなく、例えば形におけるそれぞれの動作の意味など、基本的なところから分かりやすく、しっかりと教えてくれます。

ただし、上達すればするほど、生徒に対する要求が高くなっていくのは館長同様。上級者が師範から褒めてもらうのは至難の業ですが、それでもみんな師範から褒めてもらいたくて、自然と練習を頑張ってしまう。利江師範はそんな指導者です。